比内地鶏・地のもん王国の比内地鶏は…

芳醇な比内地鶏の作り方

比内地鶏・地のもん王国の比内地鶏は…

飼育マニュアルを愚直なまでに守り、専門家のアドバイスにも素直に耳を傾けます。
わたしたちが比内地鶏の飼育に関わるようになったのは平成14年、小坂町にある更望園で約50羽のヒナを導入したのが始まりでした。
養鶏の経験者が1人もいないのに何故に飼育の難しいといわれる比内地鶏を扱おうとしたのか?

鶏舎の様子 鶏舎の横には運動広場が設けられ、出入りは自由。鶏たちは元気に走り回っています。


それは、地元の特産品を障がい者の生活支援の一環として活用できないだろうかと当時模索していた思いと、動物を育てることにより癒しの効果が期待できるのではという気持ちが重なり合い、比内地鶏に行き着いたというのが偽らざる実感です。
担当になった職員はまったくの素人でしたが、それが良かったのかも知れません。養鶏の専門家やベテランの養鶏農家へ出かけ、鶏舎の建設から飼料の配合まで詳しくお聞きし、愚直なまでに教えていただいた飼育マニュアルを守り続けてきました。さらに、基本をしっかり押さえた上で養鶏にとってプラスとなることは積極的に取り入れてきました。その結果、わたしたちの比内地鶏の肉質は高い評価を受け、それなりの自信も持てるようになってきました。


比内地鶏の様子の様子 野生の血を色濃く残している比内地鶏は警戒心が強く臆病で、驚くと一カ所に集まる習性があり、それが圧死の原因となります。


そして平成24年9月からスタートした飼育から出荷までの本格的事業化。設備投資もして、もう後戻りできない状況の中で、わたしたちは基本となる飼育方法を改めて厳守し、美味しいと評価される比内地鶏を育て続けています。





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